アトピー性皮膚炎の原因やメカニズムは、まだ充分には解明されていませんが、外部からの刺激で悪化するのは事実。
そもそも健康な皮膚というのは角質層を構成する細胞、それらをつなぐ接着斑、細胞の間にある脂質などの成分が、異物の侵入などのさまざまな刺激から皮膚を守るバリア機能を保っています。
アトピー性皮膚炎の皮膚はこれらの機能などが低下しており、皮膚を守らなくてはならないバリア機能が弱くなっていると考えられています。
バリア機能が低下している皮膚は外部からの刺激を受けやすくなります。
そこで外部からの刺激とはどんなものがあるかをいくつかご紹介します。
さまざまな要因が絡んで炎症が起こってしまうのです。
アレルギーとの関係もありますが、アレルゲンが直接の原因とは言いきれず、アレルゲンが特定され、それを除去したからといってアトピー性皮膚炎が治るものではありません。
逆を言うと、アレルギー体質で乾燥肌であるにも関わらず、アトピー性皮膚炎を発症しないこともあるのです。
遺伝については遺伝的体質だけでなく、さきほど掲げましたさまざまな要因が絡んで発症するので親や兄弟がアトピーだからと言って必要以上に気にせず、スキンケアや悪化要因への配慮を心がけるのがよいと言われています。
診察を受ける前から自己流の食物制限や民間療法をするのは症状を悪化させることがあります。
さらにはアトピー性皮膚炎以外の問題も起こしてしまうこともあるので、適切な処置を受け、治療法やケアについて相談するのが大切です。